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Ewa ukulele

山口県下関在住、”Sublime Guitar Craft” 岩本祥悟さんとの共同企画ブランド、
Ewa ukulele (エヴァウクレレ) が2022年にスタートしました。
インスタグラムはこちら

まずは岩本さんの簡単なプロフィール。
2003年(株)ディバイザーに入社、
2005年より”HEADWAY Guitars”の製作に携わるようになり、その後技術主任として、
アコースティッギター、エレキギター、ウクレレの開発、設計、製作を行う。
2013年、山口県下関市に帰郷、”Sublime Guitar Craft”を創業。


現在のところ下記の2モデル5型の展開です。

*Ewa  model (エヴァモデル)
大きめのソプラノボディ+ 394mmスケール、コンサートに近いソプラノサイズで、パイナップル型とベル型の2種類。

*CTM model (カスタムモデル)
8型シェイプで、ソプラノ、コンサート、テナー3サイズ。

Ewaの名称について。

ハワイウクレレファンにはお馴染みの老舗ブランドSonny DやValley Made、Ceniza(今はありませんが)は、ホノルルより西側に工房があって、1〜3名程度で家族経営されています。これらのブランドのボディシェイプは、通常の8型よりもベル型が多く、そしてソプラノの場合はロングネックがほとんど。素朴で、手作りの古き良きハワイアンウクレレらしさを感じることができるブランドだと思います。

Ewaはハワイ語で「西側」という意味で、上記のような西側のハワイアン・ウクレレの素朴でノスタルジックな雰囲気を取り入れつつ、今の日本のニーズに対応し、企画製作したのが”Ewa model”のシリアルNo.1 パイナップルとNo.2 ベルシェイプでした。

ということで、Ewaというモデル名は、2021年、型を作った時にはすでに決まってたんですけど、ブランド名が決まってませんでした。
そうこうしているうちに、Ewaって呼ぶのも慣れてきたので、当店(大阪)も岩本さんも西日本ですし、ブランドも”Ewa ukulele”でいきましょかー、ってことになりました。

CTM model、コーリーさんによる詳細説明と演奏。

こちらはCTM model のカッタウェイ。
カーリーコア・ボディ、スロテッドヘッド、ボディ周りアバロニ装飾の豪華仕様です。

Ewa model では、バインディングのない比較的シンプルなものや、ノスタルジックなロープ柄を使用したタイプなど、古き良きハワイアンウクレレの雰囲気を少し感じることのできるモデルを中心に企画していく予定で、
CTM model では、普遍的でシンプルなデザインを基本に、様々なトーンウッドを用いながら、自分たちが作りたいものや、カスタムオーダー品を製作していく予定です。

ビルダーの岩本さん、国内屈指のギターメーカー出身で、独立後もプロミュージシャン用のエレキギター製作やセッティング、修理、調整も多数されている実力派。
写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、木工技術、仕上がりの美しさ、セッティング、全てトップレベルだと思います。
Ewa ukuleleは、彼一人によるハンドメイド作品、ぜひ店頭でチェックしてください。